なかなか暖かくなりませんが、白花のシラネアオイが咲きました。日当たりの悪い当医院でも健気に毎年咲いてくれます。
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”食べる”ことは日常茶飯事?(4)
上手く食べられない原因は様々です。たとえ歯や入れ歯の調子が良くても、口やのどの筋肉の働きが衰えたり、唾液の量が減ることが原因になる事があります。認知症の方では食べ物を認識できない事もあります。それぞれ原因に応じた対策が必要です。
”食べる”ことは日常茶飯事?(3)
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”食べる”のは意外と大変です。まづ食物を咬んで細かくする必要がります。その際舌が左右に動いて食べ物を歯の上に振り分けます。ほっぺたも歯の上からこぼれようとする食物を外側から支えます。次に舌は砕かれた食べ物をひとまとまりにしで飲み込めるよう準備をします準備が整うと”のど”の筋肉と舌が食べ物をギュッと絞り込むようにして胃や食道に送り込みます。同時に”のどぼとけ”も引き挙げられます。こう言った動きが感じられるでしょうか?
”食べる”ことは日常茶飯事?(2)
いざという時あわてないために、時々”意識をして”食事をすることをお勧めします。今、口やのどのどこに食べ物があるのか、どの筋肉を使って咬んだり飲み込んだりしているのか、意識して感じてみてください。すぐには難しいかもしれませんが”食事の意識化”は食べるための良い訓練にもなります。
”食べる”ことは日常茶飯事?(1)
ヒトの注意力には限界があるので日常の動作ははほとんどが無意識のうちに行われます。お話をしながら、あるいはテレビを見ながら楽しく食事ができるのもそのおかげと言えます。ただいざうまく食べられなくなると今度は途方に暮れてしまいます。どうにかしようにも口やのどの中は見えないので尚更です。
さりげない動作にも・・・
目の前のコップを取る、こういった単純な動作にも指、手首、ひじ、肩、それぞれに関節があり多くの筋肉が関与しています。ではヒトは個々の筋や関節の動きをどのように決めているのでしょうか? じつはこんな基本的な事が良く分かっていません。コップの位置から逆算して関節や筋の動きを決めるには複雑な計算が必要ですし、関節まわりには必要以上(?)に多くの筋肉があるので、ヒトの脳はどういったルールに基づいて使用する筋を選んでいるのか、ここが難問なのです。
モーターコントロール研究会に参加しました
この研究会ではモーターと言っても電気で動くモーターではなく、ヒトはどのようにして運動を行っているか(制御しているか)について基礎的な研究を行っています。噛んだり飲み込んだりといったお口の働きを理解する上でもとても参考になります。医師や理学療法士など医療関係者や脳神経の専門家、オリンピックやパラリンピック選手のトレーナー、音楽家、ロボットを研究している方もいていつも興奮させられます。
秋の気配
パラリンピックとリハビリテーション
パラリンピックでは様々な人間の可能性が試されます。機能の再獲得という意味では医療におけるリハビリテーションとよく似ていますが、健常者を越えてさらに進もうとするところに凄さがあります。競技の成果が医療にも反映されることを願っています。
オリンピックとパンデミック
小庭
診療室の前面にも実は一坪ほどの小庭があります。主に山野草を植えていますが、今は小さな桔梗が咲いています。本当にささやかではありますが四季の移ろいを共に感じていただければ幸いです。
カウンターを改装しました
内玄関左手のカウンターを広げ、手指の消毒のスペースを作りました。併せて使用済みのスリッパを投入する箱をカウンター下に収納できるようにしました。御協力のほどを宜しくお願い致します。
花壇のリニューアルをしました
医院前の植えこみに新しいツツジと椿を追加しました。椿は北海道では馴染みが薄いですが近くのお花屋さんにアドバイスを頂きましたので、今年は地植えに挑戦しました。一部剪定のやりすぎ(?)で丸ボウズの状態ですが、来年は素敵なお花畑になることを期待しています!